国内では今現在、全国の小学校・中学校で給食を支給されています。毎日計25品目のおかずが提供をされており、厚生労働省と文部科学省が共同で成し遂げた政策の賜物です。この給食はこどもたちにとって必要となる栄養素を備えた食べ物で、毎日しっかりと口にすれば健やかな成長を実現できるものとなります。1か月あたり3000円のコストのメニューですが、実質は700円前後もする定食です。
どなたでも必ず食べられているものですが、給食は業務用食品容器に配膳をされていることをご存じだという方は少ないでしょう。簡単にこの食品容器と専用のカートについて解説をしてきます。まず料理はセンターと呼ばれる工場で作られており、学区単位で製造をするものです。その後、配送車に積まれて各学校に届けられますが、業務用食品容器は高い保温性を備えているのがポイントになります。
大半のセンターでは午前7時ごろに作り終えており、昼食時間までの間に冷める恐れがあるわけです。この問題を打開するために、給食業務用食品容器に入れてさらに専用カートに備えるのが基本となります。専用カートにはヒーターが内蔵をされていて、一定温度に保てるのがポイントです。約20度が食べ物を美味しく感じる温度となっており、味噌汁や御飯・おかずはこの温度になるわけです。
またゴミ箱も備え付けていて、食べ残しはこの中に入れられる工夫もしています。必ず校内の用務員室にある設備です。